2025/10/04地域貢献大賞を発表 大賞は北國新聞販売店に
日本新聞協会は10月1日、新聞販売所の地域貢献活動を顕彰する「地域貢献大賞」を、北國新聞宝立販売所(船本寛所長)の「珠洲市宝立地区 避難所および地域の復興支援活動」に贈ることを発表した。また、「地域貢献賞」を8件の活動に授賞する。
この顕彰制度は2007年に創設、新聞販売所の貢献活動について広く知ってもらい、販売所の信頼向上、イメージアップを図るとともに、地域社会に密着した活動を奨励することで、販売所が地域社会の一員としての自覚を高めることを目的としている。
今年の大賞に選ばれた「珠洲市宝立地区 避難所および地域の復興支援活動」は、2024年1月1日に発生した能登半島地震で自宅と販売所が半壊しながらも、所長自ら率先して、壊滅的な被害を受けた地域の避難所の環境改善のために尽力した活動。所長が兼営する工務店の重機を持ち込み仮設トイレを建設するなど、日頃から販売所が地域の拠点として機能してきたからこそ発揮できたリーダーシップや、活字になった正しい情報を届けたいという強い思いから2カ月後に戸別配達を再開、戸別配達の素晴らしさをあらためて知らしめたことなどが評価された。
授賞式は11月20日、東京・内幸町のプレスセンターホールで行う。
2025/10/01第32回「新聞配達に関するエッセーコンテスト」入賞者を発表
日本新聞協会は9月30日、第32 回新聞配達に関するエッセーコンテスト」の入賞者を発表した。新聞配達や新聞販売所に関するちょ っといい話、新聞販売所スタッフとの心温まるエピソード、新聞配達の経験などを400字程度にまとめたエッセーを募集。今回は2826編の応募の中がら、「大学生・社会人」「小・中・高校生」の2部門でそれぞれ最優秀賞、特別審査員を務めるプロ野球・福岡ソフトバンクホークス元監督の工藤公康氏が選んだ審査員特別賞などを決定した。
2025/09/27浜松のミニ・コングロマリット目指す ニュースセンターウエスト浜松 新ホームページ開設
静岡県浜松市のニュースセンターウエスト浜松(鈴木順之介所長)はこの春、ホームページを立ち上げた。いま、なぜホームページなのか。その目的、成果を鈴木所長に聞いた。
浜松市中央区、JR高塚駅から徒歩15分の合売店・ニュースセンターウエスト浜松(以下、NW浜松)。1933年(昭和8年)創業以来、新聞販売店として地域とともに歴史を育む。昨今の新聞販売部数や折込量の落ち込みによる売り上げ減少を補おうと、M&Aで地元の他業種企業を承継するなど積極的な経営でも注目される。
いまなぜホームページなのか。鈴木所長は「もともと、浜松空調工業やマルマ中塩商店のホームページはあったが、新聞販売店を核としたグループ事業の理念をまとめ上げ、内外に的確な企業イメージを伝える必要があ った。セルフブランディングの一環だ」と語る。
2025/09/245万号で特集面発行 朝日新聞東京本社版
朝日新聞社の東京本社版が9月20日付で5万号を迎えた。1888(明治21)年に東京本社版の歴史が始まってから137年。これまでの歩みを振り返り、未来を見つめる特集面を、20日付朝刊に掲載した。
俳優・渡辺謙さんがインタビューに応じた。渡辺さんは急性骨髄性白血病の治療で入院中の1991年、朝日新聞の「声」 に投書したことがある。当時の思い、メディアに期待することを語ってくれた。デジタル版では動画も配信する。
このほか、5万号の歩みを紹介する年表とともに、看板コラムである「天声人語」や4コマ漫画の「あれこれ」なども紹介した。
朝日新聞社は1879(明治12)年1月25日に大阪で創刊し、大阪本社版は2021年3月2日に5万号を迎えた。特集面では「本社ごとに号数が違う理由」についても説明している。
2025/09/20宮城河北会 第90回総会を開催
宮城県内の河北新報販売店で組織する宮城河北会の第90回総会が9月11日、仙台市青葉区の河北新報社で開かれた。会員ら約80人が出席。「深化と探索~知りたいニュースがここにある 守ろう読者 そして新たな挑戦へ~」をスローガンに、新聞本紙と河北新報オンラインの普及に努めつつ、地域に根差す新聞店として存在感を発揮し続けていく決意を新たにした。