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2025/06/21東京連合産経会が総会 販売新体制で難局乗り越え

 東京連合産経会の令和7年総会が6月13日、東京・大手町の大手町サンケイプラザで開かれた。連合会幹部のほか、産経新聞社から飯塚浩彦会長、近藤哲司社長をはじめ、販売担当の五嶋清取締役ら役員・幹部、総勢約150人が出席した。同社は6月24日の株主総後に販売新体制を変更し、川中篤執行役員東京販売局長が取締役販売担当に就任。新体制のもと、これまで以上に販売店と本社が一体となり、難局を乗り切ることを誓い合 った。
 今総会で4期目の続投が決まった東京連合産経会の高松良行会長は、新聞を取り巻く諸課題が、新聞販売店にさらなる逆風となっていることを指摘。こうした状況の改善を求めるとともに、販売店としては「どんな理由があれ、読者を離さない努力をし続けなければならない」と各販売店主を鼓舞した。また、自身の息子が販売店主として独立したことに触れつつ、「いま新聞販売業があるのは、多くの先人たちの努力と汗のたまもの。我々の世代で終わらせてはならず、次世代にしっかりつなげるのが責務だ。販売店と発行本社がそれぞれの役割を果たして未来を切り開こう」と気勢を上げた。

2025/06/14アイスランド大統領招き、「ジェンダー平等」を議論 朝日新聞社、津田塾大などと共催

 アイスランドのハトラ・トーマスドッティル大統領を招いたトークイベント「アイスランド大統領と考える ジェンダー平等のつくりかた」(朝日新聞社、津田塾大、同国大使館共催)が5月31日、東京都渋谷区の同大千駄ケ谷キャンパスで開かれ、朝日新聞読者や同大の学生ら約200人が参加した。
 朝日新聞社は、全社的な企画「Think Gender」を通じてジ ェンダーに関する報道に力を入れていて、2020年4月には社内の組織からコンテンツに至るまであらゆる面でジェンダ ー平等を推進するための「ジェンダー平等宣言」を制定。女性の管理職比率は26年までに20%にする目標を掲げ、昨年4月の15・7%から今年4月は18・5%になった。
 あいさつした朝日新聞社の角田克・代表取締役社長は「日本のジェンダ ー(平等)は大変遅れをとっている。朝日新聞は業界のトップランナーを走っているが、女性幹部をさらに登用していきたい。きょうの議論を、世の中を変えていくエネルギーにしていただけたらと思う」と話した。

2025/06/07読売基幹7社 増収増益

 読売新聞グループ本社と傘下の読売新聞東京本社、同大阪本社、同西部本社、読売巨人軍、中央公論新社よみうりランドの基幹7社の2024年度決算がまとまった。
 読売新聞基幹7社の営業収益(売上高)は2709億円で、前年度に比べ121億円、4・7%増加し、2年ぶりの増収となった。
 販売収入は、購読料の値上げを実施したが、部数減により減少した。広告収入は、衆院選の売り上げが好調で増収に転じ、事業収入も増加した。巨人軍がリーグ優勝しクライマ ックスシリーズに進出したことや、メジャーリーグ・ベースボール(MLB)の開幕戦開催などの大規模イベントが寄与した。その他の収入はよみうりランドの売上高が過去最高となった前期を更新するなどにより増加した。
 各社の当期純損益は、グループ本社が27億円、東京本社が66億円の黒字。大阪本社が7億円、西部本社が 18億円の赤字となったが、新聞4社の合計は4期連続の黒字となった。また読売巨人軍が6億円、中央公論新社が6千万円、よみうりランドが44億円の黒字となった。

2025/05/31東京都新聞販売同業組合組合通常総会 80周年で懇親会も開催

 東京都新聞販売同業組合(羽鳥幸一組合長)は5月20日、東京都千代田区の如水会館で通常総会を開いた。役員改選では組合長と6副組合長を再任した。総会に続いて、組合設立80周年を祝い懇親会を開催し、参加者に談笑の輪が広がった。
 総会では冒頭、羽鳥組合長があいさつ。就任1年を振り返り、無購読者 の増加、折込広告の減少、労務難など、「新聞業店を取り巻く環境は一段と厳しさを増している」とした、またこの間、組合員が617店から497店と20店減少したと話し、経営環境改善に向けた取り組みへの協力を要請した。
 総会で決まった新年度スローガンは3期連続で、「衆知を結集して未来を創ろう!」とした。

2025/05/28全日本広告連盟福井大会 日本宣伝賞、鈴木三郎助地域広告大賞表彰式

 全日本広告連盟福井大会は、「福につながれ、広告。」を大会テーマに15日、福井市のフェニックスプラザで開かれ、第13回全広連日本宣伝賞と第4回鈴木三郎助全広連地域広告賞の表彰式が行われた(大会式典は21 日付に既報)。